小中学校の教師の苦悩
高校時代の友人に小学校の教師になった人物がいます。
その友人は今時珍しい熱血漢タイプで生徒に大して全力でぶつかっていくタイプ。
保護者の力が強くなっている今、生徒に対して怒ったりするのも躊躇する先生が多い中、真正面から立ち向かう姿はまさに果敢。
逆にそこまでいくと保護者の共感も得られるのか、生徒からも保護者からも評判が良いようです。
もちろん節度はわきまえていますが昔ながらの教育方針も顕在のよう。
ですが、生徒や保護者に人気でも同僚の先生方や上司の先生からは、ちょっと厄介に思われているようです。
定期的にその友人とはお酒を飲んでいるのですが、教育の悩みというよりかは職場の人間関係で悩んでいる様子。
公務員で先生なのに、そのへんは普通の企業と一緒なんだなぁという感想です。
簡単に公務員をやめるわけには行かないと思うので、人間関係のストレスはもしかしたら民間企業よりも大きいのかもしれませんね。
私の置かれている現状なんてあまちゃんだなと毎回思わされてしまいます。
彼は民間企業に行っても優秀な人材でしょう。
でも彼みたいな先生は本当に少数派なのも現実。
リスクをとって教育に対して真正面に向き合える、先生は現在の日本でどれだけいるのでしょうか?